【2022年11月24日 今日の富士山】

おはようございます。
昨夜のサッカーW杯でドイツに劇的勝利をかざった日本代表!
日本中の興奮がさめやらぬ今朝は、祝福をしているかのように富士山がばっちりと姿を見せてくれました^^
青い空に真っ白な雪化粧の富士山!今シーズンで一番綺麗に見えている気がします♪
富士山のエールをうけ今後の試合もガンバレニッポン!
今日は20℃を超える暖かさのところが多く、昨日と比べると10℃以上も気温が上がる予報です。
季節はずれの暖かさで日中は上着なしでも過ごせそうですね。
日毎の気温変化が大きくなっているので、服装をうまく調整して体調を崩さないようご注意ください。
祝日明けですが、気持ちを切り替えて頑張っていきましょう!
それでは今日は“ヒートショック”について書いていきます。
急激な温度の変化で生じる血圧の変動で、心臓に負担がかかって起こる「ヒートショック」。とりわけ冬はその数が激増。
自宅最大の危険地帯は浴室。入浴中の急死者は年間1万9000人と推計され、交通事故死の約4倍にものぼります。
入浴中だけではなく脱衣所でのヒートショックにも注意が必要です。暖かいリビングから寒い脱衣所に移動して、そこからさらに服を脱いで冷気に肌をさらすと血圧が上昇します。
また、入浴後も体感温度が上がった状態で冷えた脱衣所に戻ると、ふたたび血圧は急上昇します。脱衣所や浴室はあらかじめ暖め、入浴時の温度差を少なくしておくこと。入浴は早めの時間にすることも望ましいです。
過去の事例や研究によれば、入浴前の脱衣時に脳出血、湯船の中に入っているときに脳梗塞や心筋梗塞、ふたたび脱衣所に戻ったときに起立性低血圧が起こりやすいことが明らかになっています。
冬場のトイレも肌を冷気にさらすという点で脱衣所と同様にヒートショックのリスクが高いです。そうした環境に加え、排便時にいきむことで血圧は40mmHgほど上がります。つまり、もともと高血圧気味で160mmHgの人ならば200mmHgまで上昇することになり、脳出血が起きてもおかしくない状況です。
特に冬は寒さで腸の活動が停滞して便秘になりやすいうえ、コロナ禍の運動不足で慢性的な便秘を抱える人も多いのでトイレの危険度は確実に増しています。
風呂場やトイレで命を落とさないために真っ先に取り組むべきは浴室の温度管理です。まず、脱衣所は20℃以上を保つようにして、リビングとの温度差は5℃以内になるように使用前に暖めておきましょう。タオルなど火事の原因になりやすいものがあるので、壁掛けの暖房器具など安全なものを使ってください。
浴室は、浴室暖房がある場合は必ずスイッチを入れ、脱衣所と同様に20℃くらいを保つこと。暖房がついていない場合は、入浴前にシャワーでお湯を洗い場にかけたり、浴槽のふたを開けたままお湯を入れたりするだけでも浴室全体が暖まります。
寒いからといって熱すぎるお湯に入るのは逆効果。入浴前との体感温度の差が大きくなり血圧の急上昇につながります。
お湯の温度は冬でも40℃に保ち、入浴時間は10分程度にすること。長風呂は体温を上げすぎるため危険です。
湯船につかる前はかけ湯をたっぷりして、体をお湯にならしておくことも忘れずに。
入浴で汗をかき、体の水分が失われると血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞の危険が高まります。1回の入浴で体から500mlのペットボトル1本半くらいの水分が失われるといわれているので、お風呂前は少なくともコップ1~2杯の水を飲むようにしましょう。
入浴前は家族や周囲に声掛けをしておくと、万が一倒れたときに発見されやすいです。
トイレも浴室と同様、寒さを防ぐ工夫が必要です。
暖房便座を使って便座を温めるか、便座カバーをつけておしりを冷やさないように気をつけてください。トイレに行くときは1枚上着を着て、小型のヒーターなど暖房器具を置くのも手です。
浴室とトイレのリスクを潰したら、家全体の対策へ。 日本はセントラルヒーティングではなく、部屋ごとに暖房をつける家が大半で、部屋ごとに温度差が出やすいです。暖かいリビングから冷えた廊下に出ただけでも一瞬で血圧が変動するため、新聞を取りに外に出たり洗濯物を干すためにベランダに出たときにもヒートショックは起こり得ます。そのためリビングやトイレ、浴室など各部屋に温度計を置いて、客観的に室温を確認することをすすめます。窓を二重サッシにするなど、断熱性の高い家にリフォームするのもいい。カーテンを1枚閉めるだけでも屋外からの冷気を防ぎやすくなります。
最近はガスや電気料金の高騰が著しいため、今年の冬は厚着で寒さをしのごうと考える人も多いかもしれませんが、ヒートショック対策としては間違っています。
寒い部屋で厚着をしても、血圧の上昇は防げないという研究結果があります。寒い家に暮らし続けると血圧の上昇が大きくなり、断熱性のある暖かい家で暮らすと血圧の上昇を抑えられることが明らかになっています。
部屋を暖かく保つことは、健康長寿にもつながるのです。
住居環境とともに、生活習慣の改善も大切です。
睡眠時間が短くなるほど血圧が高くなる。普段より2時間短くなると高血圧のリスクが2倍近く高くなるというデータもあります。
起きている時間が長いほど交感神経が活発な時間が長くなり、血圧が上がりやすくなるので7時間は確保できるようにしたいですね。
また、便秘傾向で腸内環境が悪い人は動脈硬化になりやすく心臓疾患のリスクが上がるとの研究データもあります。いきむことに加え、便秘そのものが高血圧死のリスク要因なのです。
便秘の解消には、適度に体を動かすこと。外に出られない人は、室内で足踏みをするだけでも効果があります。健康的な食事も心がけ、オリーブオイルなどのよい油、ヨーグルトなどの発酵食品、野菜を多めに摂りましょう。水分もしっかり補給してください。
室内でも起こりうるヒートショックを防ぐために、万全の対策をして今年の冬を乗り切りましょう。

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