【2022年6月16日 今日の富士山】
出勤時は笠雲を被った富士山が見えていたのですが、すぐに雲に隠れてしまいました。
もたもたしているとダメですね。
東海も梅雨入りし、富士山を見られる日が少なくなるのでシャッターチャンスを逃さないようにしないと…!
日中は気温がグンと上がり、昨日との寒暖差が大きい予報となっています。
無理をせず冷房も上手に活用して調整してくださいね。
今日からは七十二候「梅子黄(うめのみきばむ)」です。
「梅雨」という言葉の由来は「梅の実が熟す頃の雨」という意味から名付けられたとも言われています。
実家の庭には梅の木があるので、父はこの時期自作の梅酒作りを楽しんでいます^^
年代物の梅酒もねむっているのでそろそろ飲んでみようかな。
みなさんも旬の梅で「梅仕事」してみてはいかがでしょうか♪
今日も一日頑張っていきましょう!
それでは今日は“湿邪”について書いていきます。
いよいよ全国的に雨の季節に突入しました。
梅雨になると思うように仕事がはかどらない、何もやる気が起きないということはないでしょうか。
梅雨の“やる気のなさ”は、ジメっとした湿気が原因かもしれません。
適度な湿度は皮膚や髪を潤すなど、身を守るのに役立ちますが、過剰な湿度はよくありません。東洋医学でいう“湿邪(しつじゃ)”の状態になり、水分やリンパ、血液などの“流れ”が悪くなってしまうのです。
血液やリンパは酸素や栄養分の運搬、老廃物の回収を行っているため、滞ればさまざまな部位に悪影響が出ます。むくみや頭痛、だるさといった体調の悪さのほか、気持ちが重くなるなど精神面にもあらわれます。 心当たりがあるようなら、湿邪かどうかチェックしてみましょう。
次の症状のうち、当てはまる項目が4つ以上あれば、湿邪の可能性が高いと言います。
【湿邪チェック】
□むくみやすい
□軟便、下痢をしやすい
□雨の日に体調が悪くなる
□身体が重ダルい
□一日中眠気がある
□吹き出物ができやすい
□口の中がネバネバしている
やる気が出ないときは、湿邪を改善するツボを押す
湿邪が疑われるようなら、自分で改善する方法があります。
梅雨のピークは暑さも加わって、痰湿(たんしつ)というさらにひどい状態に進んでしまうおそれがあります。
“やる気のなさ”だけでなく、食欲不振、消化不良、下痢や便秘などさまざまな不調にもつながるので、まだ余裕があるうちに、ツボを使って対処していきましょう。
■足三里(あしさんり)
膝のお皿を同じ側の人差し指と親指で囲み、中指をまっすぐ伸ばしたところにあるツボです。梅雨どきに弱りがちな胃の調子を整えてくれます。消化不良は余分な湿気につながるので、胃は大切です。
■支溝(しこう)
手首から肘側に手を置いて、指4本のところの真ん中にあるツボです。東洋医学でいう三焦(さんしょう)、現代医学でいうリンパの流れを改善することで湿邪が取り除かれ、やる気も回復することができます。
■復溜(ふくりゅう)
内くるぶしから、アキレス腱のキワに沿って、指3本分ほど上がったところにあるツボです。腎の働きをよくして、体内の水分代謝を改善します。
■上星(じょうせい)
顔の中心、髪の生え際から2cmほど上がったところにあるツボです。頭に新鮮なエネルギーを巡らせます。前述の3つのツボで胃の働きや水分代謝をよくしたところで使いましょう。
ツボは、1回につき5秒ほどジワ~っと押すことを3回繰り返します。だるいときなど、1日に1~3セットを目安に行うといいでしょう。
体の不調を引き起こす湿気を取り除くためにも、「だるいな~」と感じたらツボを押して、スッキリした気分で梅雨を乗り切りましょう。
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