【2022年1月12日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝も冷え込んで寒かったですね。
路面が凍結しているところもあるので、運転や歩行には注意してください。
昨日の雨で富士山は真っ白に!
見た瞬間、うわ~!と声が出てしまうほど美しいです♪
ふかふかの新雪の上を歩き回りたい衝動に駆られますね。
明日からの週後半、強い寒気でまたさらに寒くなるそうです…。
北海道や東北などでは冬の嵐となり、不要不急の外出は避けるよう勧告されています。
一度、北海道で年越しをしたことがありますが、想像を絶する寒さだったので、ここで生活するのは無理だなと思いました。
雪国に住んでいる方々はすごいですね!
まだ休み明けで体かなまっている方もいると思いますが、今週も自分のペースで頑張っていきましょう☆
それでは今日は“1月の名称”について書いていきます。
昔から1月を睦月(むつき)と呼びますが、どうしてそのような名前になったのかご存知ですか?
睦月の語源については諸説ありますが、新年には親族が集まって親睦を深める(睦び合う)ことから、睦び月が訛って睦月になったとする説が有力です。
他には春の始まりに生命が生み出される「生月(うむつき)」や草木が萌ゆる「萌月(もゆつき)」、一年の元(もと、はじめ)となる「元月(もとつつき、元津月)」が訛ったとも言われます。
新たな生命が生まれ、家族が睦びあう喜びをよく表現したネーミングですね。
他にも1月の別名はたくさんありますが、特に面白いものをご紹介します。
・太郎月(たろうづき)
一番初めに生まれた男の子「太郎」の月だから太郎月。桃太郎や金太郎みたいな力強さを感じます。
でも、一姫二太郎(最初は女の子、次に男の子がよいとされる)とも言われるように、1月を女の子に喩える表現も、今後生まれるかも知れません。
時に、最初の女の子ならではの名前って、何でしょうね。
・初春月(はつはるづき)
新(あらた)しき 歳の始めの 初春の
今日降る雪の 弥重(いやしけ)吉事(よごと)
【意訳】新たな歳の始まり、この初春に今日降り積もる雪のように、どうかよいことがいつまでも重なりますように。
日本最古の歌集『萬葉集』の大トリを飾る大伴家持(おおともの やかもち)の歌は、天平宝字3年(759年)の新年会で詠まれたもの。
千年以上の歳月を経た令和4年(2022年)も、どうかよいことが重なりますように。
・孟春(もうしゅん)
旧暦では1~3月を春とし、その最初の月を長男(孟)に喩えた表現で、今でもちょくちょく見かけます。
孟は「はじめ」の意味を持ち、古代中国人男性が通称として用いた字(あざな)がその由来です。
『三国志』が好きな方なら、曹操孟徳(そうそう もうとく)の孟徳が字、彼は長男でした。
ちなみに2月は仲春(ちゅうしゅん)、3月は季春(きしゅん)となり、いずれも字に由来します。
・January
二つの顔を持つヤヌス神。それぞれ過去と未来を向いているのだとか。
ちなみに、英語で1月を示すJanuaryはローマ神話に登場する出入口、転じてドアを司る神ヤヌス(Janus)の月を表し、一年の入口を意味しているそうです。
どこの国でも、新しい年の訪れは特別な気持ちで迎えているようですね。
1月の別名はまだまだたくさん(開、初、首など、始まりを意味する表現が多く)あるので、手紙やメールなど、おりに触れてサラッと使いこなしてみたいですね。

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