おはようございます。
昨日のどしゃ降りから一夜明け、土曜日の今日は朝から曇り空となっています。
富士山周辺にも雲が多いですが、全体を見ることができました!
雨が降ってももう雪が積もることはなさそうですね。
雪の縦筋が多少残り、青々しい山肌がほぼ見えています☆
今年は記録的な早さとなっている梅雨入り。
関東はまだ梅雨入りしていませんが、すでに食卓にも影響が出始めているようです。
天候不良で出荷量が減っている新玉ねぎは先週に比べて2~3割ほど値上がり。
ほうれん草や小松菜といった葉物野菜は、再来週くらいから影響が出始めてくるものとみられています。
昨年も長梅雨で野菜高かった記憶が…。
安い時に多めに買ってもすぐだめになってしまうし、冷凍できるものもありますが、なるべくなら新鮮な野菜を食べたいという方には野菜の値上がりはつらいですよね。
その他、ガソリンも値上がりが続いていますし、食用油や小麦粉、公共料金、住民税、地震・火災保険などなど値上げラッシュ。
中でも小型・中型バイクの値上がり方はバブルのようだといわれているみたいです。
今やレジ袋も有料化で、財布に優しくない社会だなと思ってしまいますね。
私がたまに行くスーパーでは有料のレジ袋の質がめちゃくちゃ薄くて弱い!
すぐ破れてしまうのでマイバッグを忘れたときは最悪です。
レジ袋無料だった頃に戻りたい(TT)
と話はそれましたが、今日明日と蒸し暑い週末になる予報です。
気温と気圧変化で体調を崩さないように気をつけてお過ごしくださいね☆
それでは今日は“腸内環境と美肌”について書いていきます。
マスク生活となったことで、肌の赤み、かゆみ、ニキビなど、様々な肌トラブルを実感している人も多いのではないでしょうか。
スキンケアを頑張っても、なかなか治りにくいという声も。肌を整えるには外部的なケアだけではなく、インナーケアにも着目する必要が。
腸の機能は消化吸収だけだと思っている人が多いですが、実はたくさんの注目すべき機能があります。
腸内には600~1000兆個もの腸内細菌が存在し、それらがビタミンB群、葉酸、ビタミンKなど肌の代謝を進めるのに必要な栄養素を作り出しています。
健康的な腸内では善玉菌が優勢ですが、悪玉菌が多くなってしまうと便秘がちに。
ビタミンを合成する能力も低下します。
腸内で腐敗物質が発生し、それが腸粘膜から吸収され、血管を経由してめぐり、最終的には肌に到達。肌トラブルを引き起こします。
肌と腸は表裏一体で、腸内環境を整えることが美肌にもつながるのです。
最近、腸内細菌が作る『ポリアミン』という物質が、アンチエイジングにも効果があると注目され始めています。
細胞の代謝や成長に関わっている物質です。若いときは自分で作り出していますが、年齢とともに自力で作り出す能力が衰えてくる。
肌荒れが治りにくいと感じている方は、ポリアミンを含む食べ物(白子、貝類、きのこ、納豆、大豆、小豆、チーズなど)を積極的に摂るのもオススメです。
腸には他にも美肌をつくるための機能が。
腸と脳は連携関係にあり、幸せホルモンと呼ばれるセロトニン、やる気の源となるドーパミンが作られるのも腸内。
体内の約7割の免疫細胞が腸に集まっています。
セロトニンやドーパミンといった脳内伝達物質は、自律神経のバランスを整え肌のダメージ回復に関わります。
腸内環境を保って免疫力を高めた方が、当然肌にも良い。
腸内の免疫が悪くなると、アレルギーが出やすい状態にもなります。
腸内環境を整えることは、肌にとってメリットばかりであると実感いただけると思います。
腸内環境における良い・悪いの“サイン”は、どのように測ることができるのか。
クリニックによっては「腸内フローラ検査」という腸内細菌を調べる自費診療がありますが、1回数万円と高額。
なのでまずは、便の状態をチェックしましょう。
1日に1回、固すぎず柔らかすぎず、バナナ2~3本分、黄色から黄褐色でにおいが強くない便が出ることが理想です。
なかなかじっくり観察することは少ないとは思いますが、毎日確認を。
逆に慢性的に便秘をしていたり、コロコロとしたものしか出ない方は、腸内環境が良くないかもしれません。
生活習慣を整えたうえで便秘や肌荒れの症状が改善しない場合、どうしても身体の不調が改善されない場合は、腸内フローラ検査やオーソモレキュラー栄養解析を受けてみるのもよいと思います。
腸内環境を整えるには、腸内フローラを改善させるのに有用な菌『プロバイオティクス』『プレバイオティクス』を定期的に摂取することが必要。
プロバイオティクスとは、善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌・酪酸菌)を生きたまま取りましょうということです。
プレバイオティクスは、善玉菌のエサになるもの(食物繊維・オリゴ糖など)を取って善玉菌を増やしていきましょうということです。
特に最近は、乳酸菌やビフィズス菌に加えて、善玉菌の司令塔として酪酸菌が注目されています。
糠漬けや臭豆腐などに含まれていますが、食文化の変化により、日本でも摂取がしにくくなっています。
また、ヨーグルトや乳酸菌飲料が流行っていて種類も多いですよね。
その習慣がある人は、続けていただければ大丈夫。
すぐいなくなってしまう菌なので、食べ続ける習慣をつくることが大切になります。
ただ、『カゼイン』という物質が含まれる乳製品には注意が必要です。
アレルギーを起こしやすく、消化に時間がかかり、腸の炎症を起こしやすい。
乳製品が合わない体質の方は、直接サプリで取るほうが安心です。
また、腸内に悪影響をもたらす老廃物を取り除くため、体内をデトックスすることも有用。
【体内デトックスの仕方】
・運動して汗をかき、毒素を排出する
・水を飲んで、尿とともに毒素を排出する
・ファスティング(断食)する
体内に溜まった毒素を排出し、細胞自体を毒に侵されていない健康な状態に戻す
・デトックス効果のある活性炭、ゼオライト、シリカなどを取る
・空気清浄機を使い、空気中のカビや有害物質を排除
・質のよい睡眠を取り、脳の老廃物を排除
なぜ肌トラブルが引き起こされるのか。そのメカニズムを聞くと、肌と腸は密接に関係していることが明らかに。
有害物質をデトックスし、腸内細菌を育て、便通を良くすることは、肌荒れを改善する根本的な方法なのです。
“腸内環境を整える”ことが美肌へと直結しますので、ぜひ腸内環境を改善する生活“腸活”を始めてみてはいかがでしょうか。
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