【2020年12月16日 今日の富士山】

おはようございます。週の真ん中水曜日。
今日は一段と寒いですね!風も冷たいです。
日差しが出て良い天気になるはずですが、凍えそうなほどの寒さ。
それなのに富士山…雪積もってません。
今日は雪化粧をした富士山を見れると思って期待していたのですが、すっぴんのお姿です。
こちら側にはいつ雪が積もるのでしょうか。
御殿場方面に向かうと半分だけ白い富士山の珍しい姿が見られるそうです^^
今日は各地で日中も最高気温は10℃以下の予報です。
室内でも寒いため、暖かくしてお過ごしください☆
それでは今日は“中国の住宅事情”について書いていきます。
中国の家には、日本の家のような「玄関」という段差はなく、ドアを開けるとそのままリビングという家が少なくありません。
これは、家で靴を脱ぐ習慣がなかったことに所以します。
90年代初期までは、都会のマンションでも、床はコンクリート打ちっぱなしの家がほとんどで、ベッドに入る以外、自宅でも靴のまま生活していました。
近年、フローリングや大理石など床材を施すことが一般的になり、中国でも自宅では靴を脱ぎ、スリッパなどで過ごす人が増えてきました。
それでも、やはり玄関スペースはないため、日本人は「靴を脱ぐのはドアの外か?中か?」と悩むこともしばしば。
一般的に靴を脱ぐのは「ドアの中」。もちろん、各家庭で違う場合もあるので、中国人のお宅に招かれたときには、靴を脱ぐのかどうか、脱ぐならどこで脱ぐのかを家人に確認するのがベターです。
中国の家の窓の多くに鉄格子が設置されています。
特に5階ぐらいまでの低層階にはほとんどついています。
これは空き巣や泥棒を防ぐためです。
中国は比較的治安が安定しているといえども貧富の差は大きく、盗難被害は少なくありません。
狙われやすい1階や2階が鉄格子を設置すると、泥棒はその鉄格子をつたって上に登っていけるため、かなり上の階まで鉄格子が必要となるわけです。
また、ダイニングキッチンやリビングダイニングキッチン、いわゆる調理スペースと食べるところが一緒になっている間取りを、中国ではあまり見かけません。
これはずばり、中華料理が油っぽいからです。
中国で家のインテリアがブームになりだした頃、欧米を真似てリビングダイニングキッチンに仕上げる物件も現れたのですが、大抵の場合、住んで数ヶ月でリビングの壁や家具まで油まみれになり後悔することに。
ほとんどの家はドアのある独立キッチンで、キッチン内は掃除しやすいタイル加工が施され、窓が設置されています。
中国の住宅は1つの空間にトイレと洗面所とお風呂が一緒に存在しています。
これは水回りを1カ所にまとめるという、いわゆる欧米スタイルなのですが、欧米のようにバスタブがなく、シャワーだけという住宅が少なくありません。
それは、シャワーのほうが節水になり、病原菌などの感染の可能性が少ないからです。
また、中国の南部は高温多湿で、浴槽に入るよりシャワーでさっぱりしたいという気候的な理由もあります。
中国では長く続いた一人っ子政策の影響で、3人世帯がとても多いのですが、その家族が暮らす住宅として平均的なものは、3室1庁(3部屋+リビング)で100平米前後のもの。
3室1庁で150平米前後というのも一般的によくあります。
日本人にとってはかなり広めですが、中国では特段大きな物件ではなく、大型物件となると200平米以上という感覚です。
これはやはり中国は日本より国土が巨大で、人口密度が低いからです。
東京と北京を比べてみると、北京市の総面積は東京都の約7.5倍、人口は東京都の約1.5倍。そのため、ゆとりある設計の住宅が建てられるわけです。
多くの中国人は、3LDKで70平米前後――と聞くと、えっ!と驚くのですが、実際、日本を訪れて物件を見学すると、窮屈さを感じない、その機能的な作りに感嘆する人は少なくありません。
日本の空間利用の巧みさは、まさに世界に誇れるレベルなのです。
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