【2020年10月29日 今日の富士山】

おはようございます。今朝は雲一つない快晴です!
もちろん富士山は全体をばっちりと見ることができました^^
雪の具合は昨日とさほど変わりありません。
青空バックの富士山はやはり美しいです☆
今週は毎日見ることができています。
もう少し寒さが増してくると、より鮮明に見ることができますね。
雪が積もってさらに美しい冬の富士山が楽しみです♪
さて、今日10月29日は旧暦で言うと9月13日にあたるため、今夜は十三夜です。
十三夜の月は十五夜の月とセットで呼ばれることも多く、旧暦8月の十五夜を「前の月」、9月の十三夜を「後(のち)の月」と呼んだり、2つの月を合わせて「二夜(ふたよ)の月」と呼ぶこともあります。
そして、片方しかお月見を行わないことを「片見月(かたみづき)」と呼んで、縁起の悪いものとされています。
「十五夜」は中国から伝わったものですが、「十三夜」は日本固有の風習で、豆や栗の収穫時期ということから「豆名月」や「栗名月」とも呼ばれます。
十五夜の月を見た方は、同じ場所で十三夜の月を見る方が良いそうですよ。
体調を崩さないよう暖かい服装でお月見を楽しんでください。
週も後半になると気づかないうちに疲れもたまってきます。
月末で忙しい頃ですが、頑張りすぎずにいきましょう!
それでは今日は“新米”について書いていきます。
日本では、11月1日~翌10月31日を米穀年度=お米取引のサイクルとしています。
そろそろ10月も終わり新米の季節がやってきます。
今年獲れたお米が「新米」として出回るのを楽しみにしている方も多いと思いますが、中世の日本では、別にそれほどでもなかったそうです。
新米と聞くと、それだけでおいしさが五割増し。その「おいしい」という感覚が現代とは少し違ったようです。
まず、新米を「おいしい」と感じる理由について調べてみると、多くの方が「みずみずしくて、ふっくらしているから」などと答えるでしょう。
しかし、それは見方によっては「ベチャベチャしている」とも言える訳で、そうした食感を好まない方にとっては、あまりおいしく感じられないはずです。
以前「平成の米騒動(平成五1993年)」の時にタイ米を初めて食べた方が「パサパサしておいしくない」という感想が多く聞こえたそうですが、逆にこっちの方がサッパリしていて好みという方も。
こうした食感は米に含まれている水分量が影響しているようで、収穫から年月が経ってほどよく水分が抜けた古米の方が、昔の人には好まれたと言います。
でも、長期保存していれば品質≒味が少なからず劣化する筈だ……と思っていたら、昔は米を籾(もみ。殻)つきの状態で保存するので、玄米の状態で保存する現代に比べて劣化は穏やかでした。
それで中世は古米の方が新米より高価だったそうですが、理由は他にもあって、古米の方が「同じ量で、たくさん食べられる」のです。
どういう事かと言いますと、同じ一合の米を買っても、新米と古米では炊いた時に水を吸って膨らむ量に違いが出てきます。
すでに十分な水分を含んでいる新米よりも、水分が抜けた古米の方がよく水を吸うようで、こういうところにも米が「生きている」ことを実感できますね。
具体的には新米に比べて1.1~1.3倍ほどに膨らむそうで、史料をひもとくと当時の米価格もそのくらいの差額がついており、中には「古米と偽って新米を混ぜ込む」という、一種の食品偽装まで行われていたと言います。
古くから新しもの好きな日本人にしては珍しい傾向ですが、やがて時代が下るにつれて新米に限らず「初物」が持て囃されるようになり、現代に至ります。
近年の異常気象で、お米の出来が気になるところですが、今年もお天道様とお百姓さんに感謝して、新米を味わいたいものですね!

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