おはようございます☆9月がスタートしました!
初日から頭に帽子を被った富士山を見ることができました。
昨日も暑かったですが、今日も夏の暑さとなるそうです。
9月もまだまだ夏服の出番が多いですね。引き続き熱中症に気をつけてくださいね^^
今日、9月1日は防災の日です。
備蓄の確認をしたり、家族で話し合ったりと、防災について考えてみてください。
それでは素敵な日曜日をお過ごしください♪
では今日は“危険な虫さされ”について書いていきます。
森の中のハイキングに庭仕事、屋外で午後を楽しんだ代償として、肌にかゆいブツブツが。
しかしその虫刺されが、ちょっとうんざりというレベルならまだいいのですが、どのタイミングで、「病院で診てもらったほうがいい深刻な症状」だと、判断すればよいのでしょうか?
1.トコジラミ
アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によれば、トコジラミは不快だが健康を脅かすほどではないとのこと。
でもだからといって放置すべきではありません。
かゆみが非常に強いうえに、マットレスの中で繁殖すると、一晩中咬まれて眠れなくなり、睡眠不足の原因に。
トコジラミに咬まれると、蚊に刺されたときのように小さな赤い腫れが生じますが、それが背中、お腹、足に一直線に並ぶように現れることも。
治療は、ヒドロコルチゾンが配合されたクリームなどのかゆみ止めで対処できます。
治療より、家の中から虫を駆除するほうが大変です。
2.ミツバチやスズメバチ
ミツバチやスズメバチに刺されるのは厄介ですが、アレルギーがある人、または複数回刺されたことがある人を除けば、一般的にはそれほど心配はいりません。
ほとんどの場合、刺されると痛みを伴って赤く腫れ、また中心部に白い点が見られることもあります。
ミツバチに刺された場合は、毒への暴露を制限するために、すぐにピンセットを使うかガーゼで払うようにして針をそっと抜くようにとCDCはアドバイスしています。
アシナガバチやスズメバチの場合は、刺されても針を後に残さないため、1度でなく何度も刺されることがあります。
しかしミツバチやスズメバチなどの毒にアレルギーがある場合、刺されると恐ろしい事態になります。
ノドが腫れてきて、呼吸が苦しくなったら、ただちに救急医療を受けること。
アレルギーがあるとわかっている人は、ハチに刺されたら太ももに直接注射できるよう、エピペンなどのエピネフリン自己注射器を携帯すべきです。
アレルギーはないが過去にたとえばうっかり巣を踏んでしまったなどで、十回以上刺された経験のある人は、吐き気、嘔吐、熱、めまいといった症状が出るかもしれません。
それは体内に毒の蓄積があることが原因だそうですが、これもやはり病院を受診しましょう。
3.疥癬(かいせん)
疥癬(かいせん)は、実際にはただの虫刺されではありません。
極小のダニによる寄生虫感染症です。
メスは人間の表皮に潜り込み、卵を産みます。気持ち悪いですよね!
疥癬に感染した場所には、非常にかゆみを伴う吹き出物のような発疹が見られますが、経験したことないような最悪のニキビに似ています。
CDCいわく、疥癬は急速に広がるため、感染したかな? と思ったら、ただちに治療することが重要。
病院ではダニや卵を殺すローションを処方してくれるはずです。
またもうひとつ覚えておきたい大切な点は、疥癬は他の人との接触以外では感染しないこと(ペットのせいではありません)。
したがって疥癬にかかったら、パートナーや一緒に暮らしている人たちにも病院を受診するよう勧めてください。
4.蚊
ほとんどの人は、毎年夏に少なくとも2、3回は蚊に刺されるのでは?
かゆくて不快な腫れができますが数日で消えるので、通常はたいしたことはありません。
しかし極めて少ないこととはいえ、蚊は多くの病気を媒介します。
CDCはプエルトリコ近辺でジカ熱(出生異常を引き起こす、蚊が媒介する病気)が報告されていると伝えています。
ジカ熱の典型的な症状は、熱、発赤、関節の痛み、目の充血です。
蚊が媒介する別の病気で、全米48州で感染の報告がある西ナイル熱も発熱などの症状が現れます(ただし感染しても症状が出ない人も多い)。
結論としては、最近蚊に刺された後に、発熱その他の症状が現れたら、すぐに医師に相談しましょう。
5.マダニ
小さな吸血生物のなかでもっとも邪悪なのがマダニ。
マダニによる感染症には、噛まれた後に輪のような赤い斑(遊走性紅斑)が現れるライム病が有名ですが、そのほかにもマダニは、南部ダニ紅斑病(STARI)やロッキー山紅斑熱など、いくつもの恐ろしい病気を媒介します。
ロッキー山紅斑熱に感染すると、一般的には手首、腕、足首に小さなピンクのしみのような発疹が現れます。
ただ困ったことに、CDCいわく、ライム病に感染した人のうち遊走性紅斑が出現するのは70~80%で、さらにその紅斑は南部ダニ紅斑病のものと区別がつかないとのこと。
もしマダニが体についているのを発見したら、肌にできるだけ近い位置をピンセットでつまんで、すばやく取り除きましょう(訳注:海外ではマダニ用の専門のピンセットがありますが、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が残ってしまったり、マダニの体液が逆流したりするおそれがあるので、皮膚科などで除去してもらいましょう)。
マダニを除去してから2~3週間のうちに発熱、寒気、あやしげな発疹が現れたら、すぐに医師に診てもらうべきだとCDCは注意喚起しています(ほとんどのケースでは、抗生物質が処方されることになるはずです)。
マダニが媒介する病気は、症状がじつにさまざまで、感染した人の多くがそもそもマダニに噛まれたことに気づいていないケースもあり、診断が難しいのです。
屋外での活動後には、マダニに噛まれていないか、体をチェックする習慣をつけましょう。
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