【2019年5月23日 今日の富士山】

おはようございます。久しぶりに富士山を見ることができました!
雲の間からうっすらとですが…それでも頭を出してくれていてよかったです♪
一昨日の豪雨が去った後から一気に気温が上がって昨日から真夏並みの暑さが続いています。
昨年は5月に熱中症で救急搬送された人が2427人。
今年はすでにゴールデンウィーク中だけで342人が搬送されています。
1日の寒暖差だけでなく、前日との気温差が大きいときも体は気温上昇についていけず熱中症を発症しやすくなります。
暑さにまだ慣れていない5月は熱中症になりやすいようです。
今週末はさらに気温が上がるそうなので、5月だからと油断せずに熱中症対策を心がけるようにしてくださいね。
今週ももう折り返しですね。元気に1日頑張りましょう!!
さて今日は“数え年”について書いていきます。
「数え年」とは年齢の数え方で、現代日本で一般的に普及している満年齢とは少し数え方が違います。
よく、歴史上の人物についてその年齢を表す時、生まれた時点で1歳としていることがありますが、それが数え歳における年齢の数え方で、満年齢と違って0歳という概念がありません。
これは昔、0(ゼロ)の概念がなかったためとも言われ、人生の始まりである年を1歳として、そこから1年ごとにカウントしていくのですが、数え歳にはもう一つ、満年齢と異なる大きな特徴があります。
年齢をプラスするタイミングは個々の誕生日ではなく、みんな同じ元日(1月1日)です。
その年の1月1日に生まれた人も、同じ年の12月30日(旧暦なので31日の概念がなく、大晦日は12月30日となります)に生まれた人も、次の年が明けた瞬間、みんな揃って1つ歳をとるのです。
そのため、今でもお正月に各家庭でお祀りされる歳神(としがみ。歳徳神などとも)様は「みんなに歳を配る(とらせる)」というお役目も持っていました。
これだと、その人が厳密に「何年何ヶ月生きているのか」を把握しにくいデメリットはありますが、お正月に「みんな一緒に歳を重ねる」というお祝いムードが共有できるのはいいですね。
でも、12月30日に生まれた方は生まれた次の日には2歳になってしまうので、ちょっと(1歳の人生が短くて)損した気分になるかも知れません。
今後の人生で使うかどうかはともかくとして、具体的な満年齢⇒数え歳の換算法は
誕生日の前日まで⇒満年齢に2をプラスすると数え歳
誕生日以後⇒満年齢に1をプラスすると数え歳
となります。
歴史上の人物の年齢については、江戸時代以前だと数え歳な事が多いので、満年齢に換算するならこの逆に考えればいいのです。
例えば53歳で亡くなった源頼朝公は、久安三1147年4月8日生まれ、建久十1199年1月13日に没しましたが、満年齢だとまだ誕生日が来ていないので51歳となるところ、数え歳だとプラス2の53歳となります。
要は年齢を「何年ヶ月生きているか」より「生まれて何年目か」という指標としてとらえると理解しやすいと思います。
日常生活ではあまり使うこともないでしょうが、現代でも厄年など数え年を用いることもあります。
昔の人たちはこういう感覚で年齢をとらえていたのだな、と思いを馳せてみるのも一興かも知れません。

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