【2018年10月3日 今日の富士山】

おはようございます☆気持ちの良い風が吹いて、暑くも寒くもない丁度良い1日の始まりとなりました^^
今日も昨日と同じく富士山全体を見ることができて満足です♪
今週土曜日から3連休のようですね。遠出・運動会・稲刈りなどや、日曜日が大安ということで結婚式を予定しているかたもいるようです。
ただ、「秋晴れ」は、今日までの所が多そうです。
例年この3連休は標高が高い山で紅葉狩りのチャンスですが、今週は気温が高めとなるため色づきスピードがペースダウン。
くわえて台風の進路次第では、葉が散って見頃期間が短くなる可能性があります。
台風は、6日から7日にかけて東よりに進路を変える予想となっています。
日本海を進む可能性が高いので、日本海側でも影響が大きく出そうです。
まだ予報円が大きいため、進路によっては影響の出る範囲が変わってきます。
紅葉狩りを計画している方は、気象情報と色づき状況を確認し、早めに行くことがおすすめです。
万が一の時の移動手段も含め、台風対策は早めにシッカリしておいてくださいね☆
さて今日は“料理のコク”についてかいていきます。
料理の味を表現する言葉として、よく耳にする「コク」。
何となく分かっているつもりでも、具体的に何かと聞かれると、答えられない人が多いようです。
SNS上では「よく分かんない」「おいしいものにはコクがあるイメージ」「どうやったら生み出せるの?」など、さまざまな声が上がっています。
『コク』とは一言で言うと、『複雑な味わい』のことです。
濃厚感(厚み)や持続性、広がりがある時に感じられる味わいのことで、味や風味、食感などのさまざまな要素が複合的に重なって生じる味わいであると考えられています。
「うま味」との違いは、『うま味』はあくまでも基本5味(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)の一つで、昆布だしなどに含まれる味のことを指すため、コクとは別の表現です。
例えば、うま味だけしか味がしないものを食べても『コクがある』とは言えないと思います。
コクのある食べ物の方がおいしいのかというと、『おいしい』という感覚は人ぞれぞれではありますが、一般的には複雑な味が重なっている方がおいしいと感じやすいため、『コクがある食べ物はおいしいと感じやすい』と言えるそうです。
しかし、あっさりした味、さっぱりとした味が特徴の食べ物については、コクを付加するとおいしいと感じない(あっさりとしなくなってしまう)可能性があります。
味の濃さとコクの関係についてですが『濃さ』は味が強いことを指しますが、単一の味が濃い場合、コクを感じることはありません。
例えば、非常に多量の砂糖を入れた水を飲んでも甘ったるいだけで、コクは感じません。
濃い味を複合的に重ねた場合にはコクが生まれることがあり得るかと思います。

『コクがある』と感じやすいのは、多種の材料や長時間の製造プロセスを経て作られるものです。
コクがあるものとして代表的な料理には、以下が挙げられます。
・多種の食材を使用し、長時間煮込んで料理したもの(カレー、シチューなど)
・長時間熟成したもの(チーズ、生ハムなど)
・油脂が多く含まれているもの(とんこつラーメンなど)

基本的に、野菜や果物を食べてコクを感じることは少ないでしょう。
ただし先述の通り、長時間熟成した料理はコクを感じやすい傾向にあるため、同じ果物でも『完熟したものは完熟していないものよりはコクがある』と言える場合があると思います。
基本的には、味をより複雑にすることでコクを生み出すことが可能です。
例えば、カレーで言うと、通常の材料に加え、タマネギ、しょう油、バター、ガストリック(酢と砂糖を混ぜたもの)を付加することで、よりコクのあるカレーを作り出すことができます。
また、コクを引き出すことができる『コク味物質』と呼ばれるものも存在します。
これは『グルタミルバリルグリシン』と呼ばれているもので、この物質自体が単体で調味料のように市販されているものではありませんが、現在多くの加工食品に含まれています。
食欲の秋。今日からコクでいつもよりよりいっそう深い味わいの料理を堪能してみてはいかがでしょうか♪

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