【2018年6月5日 今日の富士山】

おはようございます☆暑くなりそうな天気ですね!
昨日は北海道の帯広で33度越え!
気象庁によると、1日の最高気温が25度以上を「夏日」、30度以上を真夏日、35度以上を「猛暑日」と定義しているそうなので、
早くも真夏日!猛暑日の一歩手前だったということになりますね!
今日も昨日に負けて劣らず朝の通勤から日焼けしそうな日差しです。
綺麗に富士山を見ることができて、1日頑張れそうな気がします♪
明日から天気が崩れそうなので、梅雨入り前の貴重な日差しを有効に活用したいですね☆
さて今日は“蛍の見頃”についてかいていきます。
そろそろ全国的に梅雨入りのニュースが聞かれる時期。この時期になると、ホタル狩りができる場所もあり、楽しみにしている人もいるでしょう。
まず、ホタルが見られる時期について、ホタルの種類ごとに違います。
日本には、50種類ぐらいのホタルの仲間が住んでいます。そのほとんどの幼虫が陸上に住んでいて、水生の幼虫はゲンジボタルとヘイケボタル、そして沖縄久米島だけにいるクメジマボタルの3種類です。
また、よく光るものとして一般に知られているのは、ゲンジボタル、ヘイケボタルとヒメボタルの3種類です。ほかのホタル類は薄暮性か昼行性なのであまり光りません。

日本のホタル類が成虫になるのは、南が早く、北が遅い傾向にあり、『ホタル前線』と呼ばれます。
ゲンジボタルの成虫が出現するのは、主に5月から7月。西南日本では早く成虫が出現し、北日本や山間部では遅くなります。
ヘイケボタルの場合は、8月以降も成虫が見られる場合があります。いっぽう、ヒメボタルの成虫は、5月下旬頃から7月、場所によっては8月に発光飛翔します。
ちなみにヒメボタルの場合、雌は後翅が退化していて飛べないため、飛翔しているのは雄だけとなります。
ホタル類の成虫は夜行性ですが、一晩中発光しているわけではありません。発光飛翔が盛んな時間帯は、午後8時~9時頃とされています。
一部、ヒメボタルの場合、午後11時から12時頃が発光のピークという場所もあります。いっぽう西日本では、深夜以前に飛翔しているゲンジボタルはほとんどが雄で、雌は深夜以降に産卵場所を探して飛翔します。
ホタルは、月明かりがなく湿度が高い気象条件の夜によく光ります。発光自体は温度が高ければ盛んですが、発光しながらの飛翔に関しては、風の少ない闇夜に多いようです。

通常ゲンジボタル成虫の1匹の寿命は最大で2週間ほどです。しかし、野外での成虫の平均寿命はかなり短く、3~4日と推定されています。
クモなどの天敵に食べられたりすることが主な理由かと思われます。水中に住んでいたゲンジボタルの幼虫は、桜が散った後の雨の降る夜に順次、川岸でサナギになるために川から上陸します。上陸する期間は雨に左右され、幼虫の上陸期間が長いと成虫の期間も長くなります。
あの美しい光を放つ期間は本当に短い時間。そんなはかない命の間、ホタルは何を食べているのかというと、、
ホタル類の成虫は乾燥に弱いので、夜露などから水分を取ります。日本のホタルの成虫には消化管がないため、エサは食べないと考えられています。
従って、幼虫時代に蓄えた栄養のみで成虫期を過ごすことになります。
成虫になるまでの期間は、あの光を放つための準備期間といっても過言ではありません。まさに、命の輝きといえますね。
ゲンジボタルは多くの河川で見られるそうですが、暗いところがあれば、身近にある小さな川や水路でも見ることができます。
ホタル目当てに夜の散歩をしてみるのも良いかも知れません。
地域にもよりますが、概ね5月~7月あたり夜の8時~9時頃の時間帯が見頃と覚えておけば綺麗な蛍が見れることでしょう^^

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