【2017年11月2日 今日の富士山】

おはようございます☆予報通り今日も良い天気で暖かいです。富士山も朝からくっきり綺麗に見えています♪先日積もった雪も完全に溶けてなくなっています。明日は文化の日で祝日ですね♪雨だった予報も晴れに変わっていてルンルンな気分です♪また富士山を見られることを期待して今日も1日頑張りましょう!
さて今日は“楓の名前の由来”についかいていきます。
秋といえば「紅葉狩り」。今年も旅行に出かける予定の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
10月初旬には北の北海道、あるいはアルプスあたりで紅葉が見頃を迎えます。日が進むにつれ「紅葉前線」は南下してきて、西日本では11月中頃から下旬が最も見頃となります。
「梨狩り」「きのこ狩り」のように秋の味覚を収穫しに行く「狩り」と並んで「紅葉狩り」という言葉があるぐらい、日本人にとって、紅葉を愛でるということはなくてはならないものといえるでしょう。
ところでなぜ秋になると葉は色を変えるのでしょうか? 普段、葉の色は緑です。これは光合成を行うところ、葉緑体の中にあるクロロフィルという色素のせいです。秋になって日が短くなると、光合成を行ってエネルギーを作るより、葉を維持していることで失われるエネルギーが大きくなることから葉を落とす準備をします(一応、その理由にも諸説ありますが)。
秋になって気温が下がりだすと、葉に糖分や水分の供給を送るのをストップします。そうすると葉緑体が壊れてしまいます。その結果、それまで目立たなかったカロチノイドという黄色の色素が目立ってきます。イチョウの葉が黄色くなるのは、このカロチノイドのせいです。
また葉に残った糖分によってアントシアニンという赤い色素ができます。これが赤い葉、つまり紅葉となる原因です。
一般には明け方の最低気温が6度から7度ぐらいになると紅葉が始まる、と言われています。
ただ、年によって見事な紅葉が楽しめる年と、何となく綺麗と思えない年がありますね。
一度冷え込んだあと、また暖かい日が続くと、葉の中に作られた糖分を使うことになってしまい、見事な赤になりにくいとされています。天気が悪くなると、糖分が作られないので、それも葉の色が綺麗に色づかない原因にもなります。かといって乾燥しすぎると葉がポロポロと枯れてしまいます。
天気がいい日が続き、夜にはしっかりと冷え込むこと。そして適度に湿り気があること。これらの条件が揃った年は見事な紅葉を楽しむことができます。さて、今年の紅葉はどんな紅葉になるでしょうか?
紅葉の主役の一つにカエデがありますね。これの葉っぱの形はよくよく見ると…そう、カエルの手に似ていますね。かつては「蛙手(カエルデ)」でした。そのうち「ル」が落ちてしまい
カエルデ → カエデ
となったと考えられています。
また、カエデは秋に美しく紅葉し、紅葉を代表する植物とされているため、「もみじ」を「かえで」と言ったり「かえで」を「もみじ」と言うこともありますが、「もみじ」は「かえで」だけをさすものではなく、植物の名称でもありません。
一般的には上述のとおりカエデの仲間の特にきれいな仲間をモミジと区別して呼んでいるそうです。みなさんは紅葉狩りはどこにお出かけしますか?

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