おはようございます☆昨日は1日すごい大雨でしたが今日は晴れましたね^^雨の降った翌日は富士山がくっきりと見えることが多いのでいつも楽しみです♪今日明日とまた気温が高くなるみたいなので、体調管理に気をつけてくださいね!
さて今日は“雨上がりの匂い”についての記事が気になったのでかいていきます♪
梅雨のシーズンは気分が沈みがちですが、その分、雨が上がった時の嬉しさは特別なもの。水滴がいくつも浮かぶアジサイや、水たまりに映る青空を見ると、それだけで胸がときめいてしまいますよね。
雨上がり特有のときめきは、景色以外にもあります。雨が降った後に出かけると、鼻をくすぐるあの匂い。太陽をめいっぱい浴びた土や草に近い、もわっとしたあの香りを「雨の匂い」と呼び、好きな人も多いのではないでしょうか。
あの匂いには、ちゃんと『名前』があるんです!
『雨の匂い』の正式名称“ペトリコール”といいます。「ペトリコール」という言葉は、1964年にオーストラリア連邦科学産業研究機構の鉱物学者Isabel Joy BearとR. G. Thomasがネイチャーに発表した論文の中で作られた造語。論文では、”長い間日照りが続いたの後の最初の雨に伴う独特の香り”をペトリコールを定義しています。特定の植物から生じた油が地面が乾燥している時に粘土質の土壌や岩石の表面に吸着し、雨によって土壌や岩石から放出されることにより独特の匂いが発生するとしています。
マサチューセッツ工科大学の研究者が水滴の落下をスローモーション撮影でとらえてみると、水滴は落下後に細かな粒子となって少量が上空に舞い上がるころが分かりました。この粒子はスプレーで吹き付けている液体のように細かなもので、上空に水の粒子が上がる際に地面にあるペトリコールの元となる化学物質を舞い上げていました。
また研究者は、水滴のスピードや落下時の表面の形状などを変えて、さまざまなシチュエーションで600以上の実験を決行。その結果、大雨よりも適度な光と雨の場合に粒子がより多く舞い上がることを突き止めました。
「ペトリコール」が発見されて50年以上が経過しましたが、これまで「ペトリコール」を議論してもその発生メカニズムは研究されていなかったとのこと。今回の実験によって、「ペトリコール」発生のメカニズムが初めて仮説として提唱されました。
雨が降った時に、地面から上がってくる匂いを指す言葉。ギリシャ語で石のエッセンスを意味する何だかとっても綺麗な語感に、思わず口にしてみたくなります。ギリシャ語で『石のエッセンス』というのも、なかなか神秘的です。
次にあの匂いと出会えたら、「ペトリコールの匂いがする」だなんてつぶやいてみたくなりますね。
いつもはちょっと煩わしく感じてしまいがちな雨も、なくては困る大切な存在。
『ペトリコール』を含め、雨上がりにしかないときめきに気付けたら、いつもより梅雨がもっと楽しいものになるかもしれませんよ♪♪
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