
【2025年5月27日 今日の富士山】
ひんやり肌寒い朝となりました。
通勤中は見えていた富士山ですが、会社に着いたら中腹しか見えなくなっていました。この時季の富士山は貴重です!
雨の降る時間帯もあるようなので、折りたたみ傘をしのばせておくと安心ですよ。
なかなかスッキリしない日が続いてますね。太陽が恋しいです。
5月も残すところあと4日。
気圧差や寒暖差で体調崩さないよう気をつけながら、火曜日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“和菓子の雑学”について書いていきます。
皆さんは和菓子がお好きですか?普段からよく食べているという方、特別な日に食べるという方、ほとんど食べる機会がないという方など、さまざまだと思います。
日本人の私たちにとって、身近な存在である和菓子。しかし、知っているようで知らない歴史や雑学などはたくさんあるのではないでしょうか。
まずは、三色団子。
一色だけのお団子もいいけれど、三色団子にはなんだか愛らしい魅力がありますよね。ピンク、白、緑の三色が定番ですが、それぞれの色に意味がこめられているって知っていましたか?
色の意味については、いろいろな説があります。有名な説は、それぞれが季節を表しているというもの。
ピンク「桜の咲く春」
白「雪の降る冬」
緑「葉が生い茂る夏」
を表しているとされています。日本には四季があるのに、「秋」がない!と気づきませんか?
実はこれ、「秋がない=飽きが来ない」というだじゃれがかかっているとか。ほかに、「商い(=商売繁盛)」を願った団子屋さんのユーモアもかかっているそうです。
ちなみに、三色すべてで「春」を表しているという説もあります。その場合、ピンクは「桜」、白は「白酒(ひな祭りなどお祝いの席で飲まれる酒)」、緑は「よもぎ」を表しているとされています。
なお、三色団子のはじまりは、豊臣秀吉の命で開かれた1598(慶長3)年の『醍醐の花見』だと言われています。秀吉は団子好きで知られていましたが、この花見には女性も多く参加していたため、彼が「白い団子に醤油をかけた定番のもの」よりも、「女性たちも楽しめるようなかわいらしい団子を」、という発想から生まれました。
続いて、和菓子のなかでも人気が高い「どら焼き」ですが、みなさんは名前の由来を知っていますか?
諸説ありますが、たとえば、昔お寺で修行していた僧侶が銅鑼(どら)で小麦を焼き、餡をはさんで食べたことから生まれたというものがあります。ほかにも、銅鑼に似ている色と形だからどら焼きという名前になったという説もあります。
羊羹(ようかん)は、ひらがなで書かれることも多いですが、漢字表記にしたときの漢字も気になりますよね。
羊羹の起源は中国にあります。もともと中国では、羊を使ったスープを「羊羹(ようかん)」と呼んでいました。「羹」は熱い吸い物・汁物という意味があります。
中国の羊羹が日本に伝わった際、精進料理として肉の代わりに小豆や寒天を使った甘味に変化したと言われています。鎌倉時代の僧侶によってこのお菓子が広まり、江戸時代には現代の羊羹に近い形となりました。
和菓子と洋菓子との垣根も低くなったこの頃ですが、和菓子と洋菓子とでは色んな分類があります。その中のひとつに時代によっても分類する事ができます。
日本は、明治時代になって欧米諸国より色んな文化を取り入れてきました。その時に日本に入ってきたお菓子を洋菓子、それ以前からあるお菓子を和菓子と分類したようです。
カステラや金平糖は、明治時代以前にすでに日本に入ってきて、日本流にアレンジ等を経て、この頃には定着していたので、和菓子と分類されているようです。
クリームたっぷりのショートケーキやクッキーもいいけれど、デザートは和菓子が落ち着くという人も多いと思います。砂糖は奈良時代に中国大陸から伝来したものと考えられており、当時は大変貴重なものでした。そんな時代からずっと、日本人は甘いものを求めて様々な菓子作りに知恵を絞ってきたのです。
ちょっと不思議な名前がさりげなくついているのも、そんな歴史を持つ和菓子ならではなのかもしれませんね。
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