【2025年5月1日 今日の富士山】

おはようございます。
今日から5月!新緑が美しい季節に突入ですね^^
寒暖差もあり、疲れを感じやすい時期でもあります。
気を抜かず体調に注意してお過ごしください。
さて、今朝は霞んで春らしい富士山がお目見えです。
淡い色合いの薄化粧富士山に癒される方も多いのではないでしょうか^^
明日は天気が崩れそうなので、今日の景色を堪能しておいてください☆
GW真っ最中の方も、お仕事モードの方も、気持ちを新たに今月も良いスタートを切れると良いですね♪
それでは今日は“八十八夜”について書いていきます。
立春から数えて88日目にあたる日のことを「八十八夜」と呼びます。暦上では夏となり、この頃になると霜が降りなくなるため、種まきなどの農作業を始める目安とされています。「夏も近づく八十八夜~♪」と童謡でも歌われるように、茶葉の新芽を摘む「茶摘み」にも、もっとも適した時季です。
八十八夜は新暦・旧暦に関わらず、毎年5月2日前後。その年が平年か閏年かによって日付が変わります。
「八十八夜」は、二十四節気や五節句とは別に、季節の移ろいの目安とするために設けられた「雑節」と呼ばれる暦日のひとつです。
立春から88日を数えるこの日は、数日後に二十四節気の「立夏」を控えて種まき・田植え・茶摘みなどの大事な農作業をおこなうころ。昔の人々はその時季をわかりやすく周知するため、「八十八夜」と名付けたのです。
「八十八夜」の名の由来は、単に立春から88日目という数字上の意味だけにとどまりません。日本では昔から末広がりの形をした「八」の字は福を招くものといわれ、「八」がふたつ重なる「八十八夜」はさらに縁起がよいものとされました。
さらに「八」「十」「八」の字は組み合わせると「米」の字になることから、農業に従事する人々にとっては特別な意味を持つものだったといえるでしょう。
明治5年(1872)年以前の日本では、現在採用されている新暦(グレゴリオ暦、または太陽暦ともいう)ではなく、月の満ち欠けの周期を基準とした旧暦(太陽太陰暦)が使われていました。
「八十八夜」という言葉は夜を基準とした旧暦の時代から使われていたため、「88日目=八十八夜」になったと伝えられています。
「八十八夜の別れ霜」や「八十八夜の忘れ霜」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。これにはどんな意味があるのでしょうか。
温かい時期に急に気温が低くなり降りる霜のことを「遅霜」といいますが、これは農作物の大敵です。また、その年最後に降る霜のことを「別れ霜」といい、それが済めば遅霜が降りることはなく、安心して農作業を始められると考えられてきました。
そのため、八十八夜の頃に降る最後の霜のことを「八十八夜の別れ霜」と呼び、農作業を始める目安としてきたんですね。
4月下旬から5月上旬にかけて、つまり八十八夜のころに摘み取った新芽でつくられるお茶を「新茶」または「一番茶」と呼びます。
これ以降に摘まれる茶葉は、その順番によって「二番茶」、「三番茶」と名付けられます。新茶は一年を通して作られるお茶のなかでも、品質がよく、高値がつくものなんです。
新茶の原料となる初摘みの新芽には、前年の秋から少しずつ蓄えられたカテキン、アミノ酸(テアニン)、ビタミンB群などの養分がたっぷり含まれています。日本では古くから、このお茶を飲むとその年を無病息災で過ごせると言われているんですよ。
また、日本では昔から初物や旬のものが福を呼ぶ縁起物とされていることも、理由のひとつといえるのではないでしょうか。
同じ雑節であっても節分や彼岸とは異なり、八十八夜には、特に決まった食べ物や行事食はありません。しかし、初夏を代表するお菓子の「若鮎」や端午の節句でおなじみの「柏餅」や季節の和菓子などと一緒に味わうと、日本の四季をより一層身近に感じることができておすすめです。
お気に入りの新茶を見つけたら、ご家族やお友達とともに味わって、皆で今年一年を無病息災で過ごしたいものですね。

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