【2023年2月21日 今日の富士山】
今朝は冬に戻ったように空気が冷たく寒いです。
この冬最後の寒気と言われていますね。この寒気が過ぎれば春が来ると思うと乗り切れそうです^^
そんな今日の富士山は、雲に邪魔されながらも姿を見せてくれています。
空気が澄んでいるので鮮明です☆寒いのは嫌だけれど冬の富士山はやはり綺麗ですね!
明日も寒さが続くので体調を崩さないようお気をつけください。
今月もあと一週間で終わり。来月には花粉がピークになってきます。
マスクのおかげで鼻は何とかなるけど目は堪らんですね。
薬や防花粉グッズを駆使して立ち向かいましょう。
それでは今日は“首の防寒”について書いていきます。
朝晩を中心にまだまだ寒い日が続いており、通勤・通学時にマフラーやネックウォーマー、タートルネックを着用する人も多いと思います。
防寒対策として首を温めるのは、本当に有効なのでしょうか。
人間は恒温動物なので、気温にかかわらず、体温を一定に保とうとする機構が働いています。体が冷えてくると、末梢血管が収縮して末梢への血流を低下させ、深部体温を保ちます。逆に、体が温まると、末梢血管が拡張して熱を放散し、深部体温が上昇しないようにします。
つまり、体を外部から温めたとしても体温そのものが上昇することは基本的にありません。しかし、体が冷えると末梢血管が収縮し、手足が冷たくなりますので、体感温度は下がります。
首には、頸動脈、頸静脈という太い血管があります。手で首の前面に触れてみると、動脈の拍動を感じる場所があるはずです。これが頸動脈であり、頸静脈はそのすぐそばを伴走しています。頸動脈、頸静脈は血流が豊富であり、温めることで、全身の血液を効率的に温めることが可能です。
こうして深部体温が温まってくると、末梢の血管が拡張して手足も温まってくるので、体感温度が上がってくると考えられます。
マフラーやネックウォーマー、タートルネックの着用は、首を温めるというより、冷やさないために有効だと考えます。
先述のように、首には頸動脈、頸静脈という太い血管が走行しており、比較的体の表面にあるため、気温の影響を受けやすいです。頸動脈、頸静脈は血流がとても多く、これらの血管を冷やさないことは、体を冷やさないために有効な手段といえます。積極的に温めたいのであれば、蒸しタオルなどを首元に当てるのが有効です。
汗をかくということは、体が熱くなってきているサインです。汗は蒸発することによって、気化熱で体温を下げる働きをします。汗をかきやすい人は、着脱によって体温調節のしやすいネックウォーマーやマフラーの使用をお勧めします。
汗でぬれた衣類を着用し続けることは、外に出た際に体を冷やしてしまうだけでなく、汗疹やかゆみなどの原因になります。可能であれば『ぬれた衣類を着替える』『シャワーを浴びる』などの対応が望ましいですが、難しいようであれば、乾いたタオルやハンカチで汗を定期的に拭き取るようにしましょう。
マフラーやネックウォーマーなどの着用時に汗がたまったときは、体を冷やさないように注意してください。
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