【2022年9月29日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は小雨が降っていたので見えないかなと思ったのですが、うっすらと中腹だけ見えていました。
半袖だと少し肌寒いですが、日中は調度良い体感になりそう。
服装選びが難しいですね。
昨日からは七十二候「蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)」に入り、虫たちが冬ごもりの支度をはじめる頃となっていますが、事務所でも家でも蚊にさされるし、夜はまだまだ虫の声も聞こえています。
来月には冬の訪れを察知して身を隠し始めるかな?
虫が苦手な人からするとありがたい季節に突入ですね。
9月もラストスパートです。無理をしすぎず今日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“洋菓子”について書いていきます。
今日9月29日は「洋菓子の日」です。
フランスで菓子職人の守護聖人とされているサン・ミシェル(大天使ミカエル)の祝日が9月29日であることに由来し、三重県洋菓子協会が2002年に制定しました。
洋菓子といえばケーキやシュークリーム、バウムクーヘンといったものを想像すると思いますが、ケーキによく似たカステラについては洋菓子に分類されず、和菓子とされています。
実は洋菓子とは明治維新以後に西洋の食文化として入ってきたお菓子の事なんだとか。
そのため、江戸時代までに既に存在していたお菓子は和菓子に分類されています。
「カステラ」についてはポルトガルの宣教師によって伝えられたものだとされていて、南蛮貿易で日本に入ってきたものだとされています。室町時代には既に日本に存在していた食べ物であり、日本人好みに水あめなどを入れてふわふわな食感に改良した結果、「カステラ」が誕生したので和菓子に分類されているのです。
ケーキの中でも王道である「ショートケーキ」は、実は日本で販売されているものは海外のショートケーキとは違います。
日本人好みに改良された結果、スポンジケーキにホイップクリームとイチゴを乗せたものになったのです。
日本人は昔からお菓子については柔らかいものを好んで食べていたため、不二家がスポンジケーキが使われたものをショートケーキとして紹介しました。
アメリカで食べられているショートケーキは柔らかいものではなく、ビスケットでホイップクリームをはさんだものになります。
フランスにもショートケーキがありますが、スポンジ部分にはアーモンドペーストが使われしっとりしていて、これも日本のショートケーキとはかなり食感が異なるそうです。
また、子どもから大人にまで人気の洋菓子である「プリン」は、実は元々船乗りによって考えられた料理が原型となっていると知っていましたか?
プリンは16世紀後半のイギリス発祥の食べ物とされていて、当時の航海では食べ物がすぐに腐ってしまうことから食材の管理は重要な問題でした。
例え肉のかけらやパン屑であっても貴重な食べ物で捨てるわけにはいかず、これらのあまった食材と卵液と一緒に蒸し焼きにしたところ、日本の茶碗蒸しのような食べ物ができあがりました。これがプリンの原型となったものであり、やがては洋菓子へと進化をしていくのでした。
プリンはお菓子ではなくて船乗りが食材をムダにしないように工夫しながら食べていたものなのです。
コンビニなどでもスイーツコーナーが秋一色でワクワクしますね。今日は洋菓子を買って帰ってみてはいかがでしょうか?

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