おはようございます。
一日で富士山の雪減りました!
隙間から青い山肌が見えています。
昨日こんもり積もっていたのでちょっぴり寂しいですね。
そして相変わらず朝は冷えます。
予報を見ると、20日頃から日中の最高気温が一桁台に…!
とうとう真冬の寒さが近づいてまいりました。
今でさえインナーに、ユニクロの超極暖とセーターを着込んで、さらに寒いときはアウターにダウンを着ているというのに。
真冬はホッカイロ、手袋、マフラーなどの小物も駆使して乗り切りましょう。
今年も残り少なくなってきましたが、大掃除や年賀状の準備など、時間のあるうちに少しずつ済ませ、無理をせず過ごしていきましょう!
それでは今日は“砂糖と精神疾患リスク”について書いていきます。
「砂糖の摂り過ぎは精神疾患のリスクに繋がる」という論文が、11月にアメリカの科学誌『サイエンス・アドバンシス』に発表されました。
リスクが高いのは砂糖や異性化糖などと呼ばれる糖類です。
異性化糖は商品ラベルに“ブドウ糖液糖”や“果糖ブドウ糖液糖”などと書かれていて、清涼飲料水やドレッシング、ケチャップ、アイスクリーム、菓子パンなどにも使われています。
なかでも、砂糖類が多量に入っている清涼飲料水には、特に注意が必要です。
若いうちに発症することが多い統合失調症や双極性障害の患者さんは、1日平均約2リットル、約200gもの砂糖を含む清涼飲料水を飲む方が多いということは、以前から知られていました。
これらの病は遺伝的要因やストレスなどの環境要因が組み合わさって発症しますが、砂糖類の過剰な摂取も単なる症状ではなく、環境要因の1つとなる可能性がマウスの研究から見えてきました。
思春期のマウスのエサに多量の砂糖を混ぜて与えた実験では、認知能力が低下したり、住処を整理できなかったり、毛づくろいが異常に増えたりと、精神疾患と近い症状が現れました。
脳を調べてみると、毛細血管に炎症が起きていました。
炎症によって脳のエネルギー源である“ブドウ糖”という物質がスムーズに脳内に取り込まれなくなっていったのです。
統合失調症や双極性障害は、思春期の過剰な砂糖の摂取が一因と仮説されてきましたが、中年以降になっても砂糖の摂り過ぎには注意が必要です。
精神疾患、うつ病、認知症などの患者さんの脳を解剖すると、マウスと同様に毛細血管の炎症が確認されています。
毛細血管の炎症が疾患に影響しているという論文が近年数多く発表されているので、どの年代の方でも砂糖の摂り過ぎは注意してください。
海外でも認知症と砂糖の関係については研究が進んでおり、砂糖類や塩分、脂質の多い食品を摂取し続けている人は、脳の記憶力や抑うつのコントロールにも関係している“海馬”が萎縮するという研究結果が出ています。
とはいえ、忙しい朝などは菓子パンなどで済ませてしまうという方も多いと思います。
1日あたり何グラム程度の砂糖なら、精神疾患のリスクにつながらないのかというと、残念ながらまだはっきりした研究結果は出ていませんが、WHOは肥満や虫歯にならないための目安として、成人および児童の一日あたりの砂糖の摂取量を、25グラム以下にするよう指針を発表しています。
自分は甘いものをそんなに多く摂らないから関係ないと思っている方でも、意外なものにも砂糖は含まれているので気をつけてくださいね。
「カロリーゼロ」などのダイエット飲料は人口甘味料が入っているので、普通の砂糖が入っている飲料よりも危険です。
うつや認知症などを防ぐために、新鮮な野菜や魚を中心にすえた食生活に変えてみましょう。
富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください