おはようございます。
今朝は雲の隙間から頭をちょっとだけ出している富士山。
通勤途中はもう少し見えていたんですけどね。
写真を撮るときになったら雲に隠れてしまいました。
このモクモクした雲が夏の雲っぽくていい感じ^^
さて今日から6月スタートですね!
6月は水無月(みなづき)と呼ばれていますが、雨の多い季節に水無月とは少々不思議です。
諸説あるのですが、無は「の」としての役割もあり、「水の月」と考えることもできるとされてますので、水との関連は深いようです。
そんな今日はほぼ全国でさつき晴れの予報☆
朝は涼しかったですが、日中は25℃以上の夏日となるようです。
西日本では30℃を超えるところもあり、マスクを長時間しているのは危険な暑さとなります。
周りの人との距離がとれたら、マスクをはずして休憩するようにしてくださいね。
お休みが少ない月ですが、体調を崩さないように気を付けながら今月も頑張っていきましょう!
それでは今日は“紫陽花”について書いていきます。
梅雨には紫陽花がよく似合いますね。
家の近所でも紫陽花を見かけることが多くなりました。
紫陽花の花びらに見えるのはガクで、中心部にあるのが花だということは知っている方も多いと思いますが、紫陽花には毒があるという噂があるのはご存知でしょうか?
とはいえ、実は紫陽花の毒性成分はいまだ明らかになっていません。
1920年、アメリカで紫陽花を食べた家畜が中毒になった事例があり、その毒性が注目されるようになりました。
また2008年には日本でも、茨城県つくば市の飲食店で料理に添えられていた紫陽花の葉を食べた10人中8人が吐き気・めまいを発症するという事例がありました。
そして同年大阪市の居酒屋でも嘔吐や顔面紅潮といった症状があらわれた事例が。
食べなければ問題はありませんので、ペットや子供が誤って食べないように注意しましょう。
紫陽花の別名は「七変化」。
紫陽花の花色は土の酸性度によって変化します。
土が酸性だと青系になり、中性は紫系、アルカリ性だと赤系になります。
しかし品種改良されたものは色が変わらないものが多いです。
日本は火山地帯で雨も多く、弱酸性の土壌が多いため青系や紫系が主流ですが、欧州ではアルカリ性の土壌が多いため、赤系が主流となっています。
紫陽花の原産国は日本で、なんと万葉集にも「安治佐為」「味狭藍」として登場しており、古くから日本に自生していました。
ただ、青白くて不気味だとして、「幽霊花」と呼ばれて疎まれた時期もあったそうです。
18世紀にはヨーロッパに渡り、品種改良がされ、それが日本に逆輸入されるようになり、紫陽花は人気者となっていきました。
紫陽花の花言葉はさまざまにありますが、色によっても異なります。
「移り気、冷淡、冷酷、高慢、無常、辛抱強さ」といったどちらかというよネガティブなワードが並びますが、紫陽花の色が変化することに由来しているものが多いです。
最近は小さな花(ガク)が集まっていることから、「家族の結びつき」「家族」「団らん」「仲良し」というプラスのイメージの花言葉を用いる場合もあります。
これなら、贈り物やおめでたいシーンに活用できますね。
あじさいの色ごとの花言葉は、「青=辛抱強い愛情」「ピンク=元気な女性」「白=寛容」です。花言葉からも母の日の贈り物には、ピンクのあじさいが好んで贈られています。
全国各地に「あじさい寺」という愛称の寺があります。
有名どころは鎌倉の明月院、成就院、奈良の矢田寺、京都の観音寺や三千院など。
なぜ、寺には紫陽花が植えられていることが多いのでしょうか。
その昔、日本各地で梅雨時期に流行病がまん延し、大勢の死者が出ました。
死者への弔いの意味を込めて梅雨に咲く紫陽花の花を植えたのだそうです。
その後、医療技術の進歩により梅雨時期の流行病で亡くなる人が少なくなったあとも、紫陽花の栽培のしやすさ、その美しさからお寺の境内には紫陽花が植えられ続けました。
紫陽花は人気が高く、盛んに品種改良されているので、多種多様の品種があり楽しめます。
梅雨空の下、美しく咲くあじさいは私たちの心を和ませてくれるもの。
梅雨ならではの風情をぜひ愉しんでくださいね。
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